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​知優の会 事務局

 

​ 村上知優

薬師霊場

参拝のお誘い

西国三十三所観音霊場公認

特任大先達就任

洛陽三十三所観音霊場公認

特任大先達就任

当主は令和元年11月に洛陽三十三所観音霊場会の最高位である特任大先達に就任させていただきました。
これで西国三十三所観音霊場札所会と共に双方で特任大先達という位をいただいたことになります。
そして、西国・洛陽三十三所観音霊場を満願させていただき、最終的に薬師霊場に辿り着いた気がいたします。
私は観世音菩薩の全ての願いの要なところが薬師如来の十二大願だと思えるようになりました。このような言い方をいたしますと如来様より菩薩様の方が上位なのかと言われるように思いますが・・・・
また、現代でこそ寺院には様々な仏様がおられ、多種にわたる願意があるものの、そもそも仏様に手を合わすということの原点は、その大半が自分や家族の病や死に対する苦しみから少しでも逃れたいという祈りであったと私は思うのです。

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薬師霊場参拝の様子

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医療が進歩したのは長い歴史の中、まだここ100年余りのもので、それ以前の歴史では医療や医学とは全く無縁であったと言えます。医療が発達する以前の人々がどうしていたかといいますと、ただひたすらに神仏に手を合わせ祈ることしかできなかったのです。
その原点に立ち返りますと、我々の先祖が病になった時、ただひたすらに仏様と向き合い、毎日毎日病の治癒を祈っている姿が見えてきます。その祈りの先にある仏様のお姿こそが薬師如来様なのです。
そして、その先祖が手を合わせてくれた先に我々がいて、我々の先祖が祈り、願い、命を繋いでくれたからこそ今の私たちの命があることに気付かされるのです。
現代に生きる我々が、この先祖の命を繋いでくれた祈りというものに再度目を向けてみるということは大変重要なことだと思えるのです。
医療、医術が進歩した現代、我々は本来自分の身体が持つ力(自然治癒力)というものを忘れているように思います。病になった時、医療に頼るということは決して間違いではありません。しかしながら何から何まで全てを医療に頼りきるということは、かえって自分の体の中の自然治癒力または自己免疫力というものを弱らせてしまうようにも思えます。
今一度我々は先祖から引き継いできた祈りの力をいうものを想いだしてはいかがでしょうか?そしてその祈りの先に見えてくる仏の姿こそお釈迦様・薬王菩薩様であり、薬師如来様のお姿なのです。

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薬師霊場本堂にて

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当院では現代の病気において再び薬師如来様のお力添えをいただくため京都薬師十二霊場の巡礼を行っております。皆様もお力をいただきに参加されませんか?当主が京都の薬師如来様の各寺院にて真心を込めて『薬師如来本願功徳経』と『般若心経』、真言などをお唱えし、皆様の病気平癒を祈ります。
尚、当主は京都薬師十二霊場会公認の中先達者ですので大凡の各寺院本堂に上がり祈願することも可能です。皆様も当主と一緒に1300年前より伝わる薬師如来様の巡礼祈願をしませんか?
十二カ寺のお薬師様の中には日本の三如来様もおられますよ。

当院宗徒の皆さんと薬師霊場を巡礼する際、病気の方が少しでも良くなるようにと、宗徒の皆さんに書いていただいた写経用紙に病気の方のお名前を記入し、心を込めて病気平癒を祈願する「利他行」を行っております。

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